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Leica M10

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M10の発表イベントにて。

QやSLのイベントと違い、ライカプロフェッショナルストアで行われた発表会はいい意味で地味な感じだった。ダニエル氏のプレゼンに続き氏と参加者との質疑応答の時間が設けられ、フィルム時代からライカを使っているという方々からの、スリムになったボディへの賛同の声も聞かれた。ボディをフィルムカメラに近づけてほしいというユーザーの声はM8登場時よりあり、ライカ社にとっても常に念頭にあったようだ。
動画についてはSLや併売の240で、という氏の言葉は、この先Mは写真を撮ることに特化していくというメッセージにも聞こえた。
続いて行われたタッチ&トライ。M10ブラックはすでに先週から店頭でデモが行われていたので、ここでの初対面相手はシルバークロームボディ。240とはまた少し違う外装だなという印象は、シャープでエッジの効いたボディのためだけではないようだ。いろいろと変わった点はあるが、自分にとっての好感度第一位はファインダー。M10はファインダーを覗いてこそその良さがわかる、そんなカメラになった。そこに感じたのは先祖のM3に通じる、ライカのDNAのようなものの存在だった。



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入荷していたブラックで試し撮りしてみた。240や246のボディに慣れていた手指の感覚が、サムレストをつけたM10に馴染むのにそれほど時間はかからなかった。といっても自分は240系のボディがそれほど大きいと感じてはいなかったし、サムレストなしの状態では、240系の方がホールド感は良いと思う。

あいにく先週末は仕事が入っていたため、まだわずかな付き合いだが感触は上々。240系で感じていた不満が解消されていたのはもちろんだが、ファインダーの進化は予想以上で、繰り返しになるがこれこそM10のウリだと思う。画質に関してはまだ多くを語れないが、QともSLとも違うという新しいセンサーの高感度性能はかなりのものだ。一方メインメニュー画面の違いに少し戸惑ったり、ライカらしい?早々にファームアップが必要と思われる点もあるが、ひとつの完成形とも思えるM10はこの先のMデジタルボディの基本になっていくのではないか、そんな予感もしている。ちなみにダニエル氏に自分のLMM246を見せながら、「M10のモノクロームバージョンはいつ?」と尋ねたら、にっこり笑って「それはいえないよ。」

大変遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

by lmspeedstar | 2017-01-31 23:58 | Leica | Comments(2)